肺炎球菌ワクチン接種料は、6000円です。
ご希望の方は、電話にてご予約の上ご来院下さい。
また、75歳以上の方(三田市より4月初旬助成券送付)は、当院で6000円お支払後、接種後1年以内に三田市健康増進課へ申請(領収書必要)して、4000円の償還払となりますので、「肺炎球菌ワクチン接種費助成申請書兼請求書」を来院時ご持参下さい。
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往診鞄№1 「ピロリ菌」
「日本人では約70%がピロリ菌に感染しているといわれています!!」
くらしのネットワーク情報誌「Town Life」に掲載した上記の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
40歳以上の日本人では約70%がピロリ菌に感染しているといわれています。胃内に生息し胃炎や潰瘍、また胃癌や悪性度の低い胃リンパ腫の原因になります。
検査方法は内視鏡による生検(組織を採取して調べる)、採血による抗体測定法、呼気検査(呼気中のピロリ菌の産生物質を調べる)があり、ピロリ菌が確認された場合、3種類の薬を7日間服用して除菌いたします。約10人に1人の率で菌の残存があり、その時は改めて異なる薬での再除菌を行います。
現在、保険が適応できるのは、胃潰瘍と十二指腸潰瘍だけですが、当院では全ての検査方法が可能で、胃カメラも細径の径鼻内視鏡を使用して比較的楽に受けて頂く事が出来、ご希望により軽い鎮静下での施行もいたします。胃痛、胃部不快感、膨満感、もたれ、胸やけ等でお悩みであれば是非ご相談下さい。
往診鞄№6 「おしりで悩んでいる方必見!!」
「痔の手術の前にこんな方法も・・・」
くらしのネットワーク情報誌「Town Life」に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
肛門の症状には様々あります。排便のたびにペーパーに血がつく、排便が痛くつらい、排便後に何かが飛び出しているが自然にもどる、あるいは出っ放しであるなどです。
最も多い内痔核(肛門の内側にできる)の大きな症状では、①出血②疼痛③脱出の3つがあります。
治療はまず、保全を行うことから始めます。肛門を清潔にして温め、便秘や下痢にならないように便通を整えます。時には整腸剤や緩下剤も使用し、また内服薬や座薬、軟膏を加えて使用すると、症状がかなりの割合で良くなります。
これでも良くならない場合、手術での治療に至りますが、その前に硬化療法という手段があります。
痔に直接薬液を注入して痔を固めてしまう方法です。最近はジオン注という優れた硬化剤があり、手術の効果に匹敵するとも言われています。
硬化療法でも完治しない場合は手術になります。
以上説明した内痔核(最も多い)以外にも、痔には外側にできる外痔核、突然できて痛みと伴う血栓性外痔核、排便時に肛門が裂ける裂肛、肛門内外に膿の通路ができる痔ろう、直腸自体が緩んで脱出する直腸脱などがあります。
おしりで悩んでいる方、一度相談してみてくださいね。
受付兼医療事務を募集しています。詳細は電話またはフォームにてお問い合わせ下さい。
受付兼医療事務を募集しています。詳細は電話またはフォームにてお問い合わせ下さい。
往診鞄No.10 「花粉症でお困りの方!!」
「花粉シーズンが始まる前に治療を開始するのが重要です!!」
くらしのネットワーク情報誌 「Town Life」 236号(H23/1/1発行)に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せください。
日本人の3人に1人が花粉症と言われる中で、2011年の春は花粉の大量飛散が予想されています。
自分でできる対策としては、マスクやゴーグル、なるべくすべすべの服を着る、帰宅時には服をはたく、目や顔を洗う、飛散量の多い日には布団を干さないなどがありますが、なかなかこれだけで予防できるものではありません。
ここで第一に挙げられるのが、抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬などの内服薬です。内服ですから全身に作用して鼻にも目にも喉にも皮膚にも効きます。これでOKと思われますが、いくつかの問題点もあるのです。
まず、一番有名な副作用として眠くなること。次に、通年性の花粉症に対しては1年中飲まなくてはいけません。
眠気に対しては最近の内服薬は眠気の少ないものがどんどん開発されています。それでも眠くなる場合や受験生の方などには、漢方と点鼻、点眼薬を組み合わせるという方法もあります。また、通年性の方には免疫療法の注射という方法もあります。(ステロイド注射ではありませんよ!)
いずれにせよ、花粉シーズンが始まる前に治療を開始するのが重要と言われています。
毎年お困りの方は相談して下さい。
往診鞄No.9 「禁煙を決意された方、何度も失敗してる方、必見!」
「ニコチン依存を克服すれば禁煙できるかも・・・」
くらしのネットワーク情報誌 「Town Life」 234号(H22/11/5発行)に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せください。
喫煙者はイライラ等の禁断症状を伴うニコチン依存症という状態です。ですから、1箱400円を超えても高いと分かっていて吸ってしまうのです。タバコに含まれているニコチンへの依存を何とか克服しなければ、喫煙との決別は非常に困難です。
昨今、新しい内服薬による治療方法により禁煙の成功率は高まってきました。
以下のような決められた条件を満たせば保険適応で新しい内服薬による禁煙外来を受診することができます。
1つはニコチン依存症と診断されること。2つめは1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上であること。3つめは即座に禁煙を希望すること。4つめは禁煙外来を受けることを文書により同意することなどです。
治療内容は12週間、アドバイスに従って2週間に一度受診して頂きます。
費用負担は3割負担として、薬代を含めて5千円強/月。3ヶ月で1万5千円強です。10本/日以上喫煙する人であれば、銘柄にもよりますが、タバコにかかる費用と同等あるいは安い金額となります。もし成功すればその後の費用対効果は計算ができません。成功率はニコチンパッチと比べて高く、60%から70%と言われています。
初めて禁煙を決意された方、何度も失敗している方、とりあえず相談して下さい。
往診鞄No.8 「50歳以上の男性に多い食道がん!!」
「経鼻内視鏡を受けてみませんか??」
くらしのネットワーク情報誌 「Town Life」 232号(H22/9/5発行)に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せください。
最近お騒がせの食道がんは、50歳以上の男性に多く、男女比は、3対1から6対1で、私も含めたおじさんの病気です。原因は喫煙、飲酒、香辛料などがありますが、アメリカ人(特に白人)に食道がんが少ないのは禁煙が進んでいるからとも言われています。
また、某番組で言っていたように、アルコール脱水素酵素の欠損を疑う「飲酒で顔がすぐに赤くなる人」は食道がんになりやすいとも言われています。
初期症状には、食道の違和感、嚥下困難、嚥下痛などがありますが、症状があるときにはすでに進行がんとの説もあります。
診断はバリウム検査でもわかりますが、凹凸のない早期がんの診断は難しいです。内視鏡は進行がん、早期がんともに診断に有効で、生検による病理検査が確定診断です。
また、凹凸のない早期がんはヨード液による染色後の内視鏡が有効ですが、最近は分光画像内視鏡(カメラが画像に染色してくれる)があり、先に染色しなくても食道がん診断にとても有効です。
この文章を読まれた男性の方々!当院の分光画像装置つき経鼻内視鏡を受けてみませんか?
往診鞄No.7 「人間ドックで病気を早期発見!」
「比較的気軽に受けられる人間ドックメニューを用意しました!!」
くらしのネットワーク情報誌 「Town Life」 230号(H22/7/5発行)に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せください。
人間ドックの料金って、高いですよね。病気の治療を目的としていない人間ドックは、健康保険が適用されず実費負担となるので、患者さまはそのようなイメージを持たれるのでしょう。
当院では、特定健診だけでは項目が少なくて不安だから、もう少し詳しく体を診てほしい!でも料金が・・・とお思いの患者さまのために、比較的気軽に受けられる人間ドックメニューを用意させて頂きました。
■Aコース・・・8,000円(所要時間1時間程度)
身長・体重・BMI・体脂肪率・血圧・視力・聴力・尿検査・胸部レントゲン・心電図・血液検査・便潜血(腸がん)検査
■Bコース・・・11,000円(所要時間2時間程度)
Aコース+腹部エコー・骨年齢測定・血管年齢測定・肺年齢測定
■Cコース・・・21,000円(所要時間3時間程度)
Bコース+胃カメラ(鼻からも口からも可能です)
これらのコースは、初めて人間ドックを受けようと考えられている方、忙しくて時間のない方、遠くへ行くのが面倒な方などに少しでも自分の体のことを考えて頂きたいという思いから始めさせて頂きました。
よろしかったらご利用ください。
往診鞄No.5 「禁煙」
「禁煙は条件を満たせば保険適用で治療を受けることができます。」
くらしのネットワーク情報誌 「Town Life」 226号(H22/3/5発行)に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せください。
たばこによる肺気腫や慢性閉塞性肺疾患、肺がんなどの発生率は単純に1日の喫煙本数×喫煙年数の値に比例して増えます。喫煙者はイライラなどの禁断症状を起こすニコチン依存症状態です。たばこに含まれるニコチンへの薬物依存である身体的依存(興奮作用、鎮静作用、喫煙欲求が止まらない)と喫煙習慣による心理的依存(目覚めや食後の一服、暇をもてあます)の2つの依存を同時に克服しなければ喫煙との決別は困難です。
しかし、新しい治療法(内服薬)により禁煙の成功率は高まってきました。決められた条件(1.ニコチン依存症と診断。2.1日の喫煙本数×喫煙年数が200以上。3.今すぐ禁煙することを希望。4.禁煙治療を受ける事を文書により同意 など)を満たせば保険適用で治療を受けることができます。治療内容は12週間の間、アドバイスに従って内服および2~4週間に一度の通院をして頂きます。費用負担は3割負担として、薬代を含めて約4、5千円/月程度。10本/日以上喫煙する人であれば、タバコにかかる費用と同等または安い計算となります。成功率はニコチンガムやパッチに比べて高く、70%程度といわれています。
はじめて禁煙を決意された方、何度も失敗してしまった方、一度ご相談くださいね。
往診鞄No.4 「経鼻内視鏡」
「胃カメラは元来痛い検査ではないのです」
くらしのネットワーク情報誌 「Town Life」 224号(H22/1/5発行)に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せください。
おかげ様で当院も開院1周年を迎える事ができました。 今後この欄では、生活習慣病・前立腺疾患・過敏性腸症候群・痔・乳癌・腎臓病等についてお話をしていきたいと思っております。読者の方でも、前記の病についてご質問や不明な点がありましたら、ファックスかメールをお寄せください。
早期に発見すれば早期の完治につながる胃や食道、十二指腸の病気は、定期的な検査を欠かす事ができません。今回は検査の基本、経鼻内視鏡についてです。
口からと鼻からの両方の胃カメラを経験した方は、鼻からの方が楽に感じたといわれ、次回もほとんどの方が経鼻内視鏡を希望されます。胃カメラは元来痛い検査ではないのですが、つらさは経口内視鏡が舌の根もとに触れる時の「おえっ」という咽頭反射が起こるか起こらないかなのです。経鼻内視鏡は直径5.9ミリ管で舌根部にあたらず、口が空いているので検査中に会話もできます。(但し、鼻道が細くてカメラが通らない方、経鼻内視鏡でも咽頭反射が強くでる方もいらっしゃいます。)
胃カメラが苦手な方、胃の調子が気になる方、バリウム検査(検診など)で異常を指摘された方等是非ご相談ください。希望により鎮静剤使用下での実施も行っております。