月別アーカイブ: 2015年2月

「往診鞄 №34」皆様あけましておめでとうございます。

くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」284号
(H27.1.1発行)に掲載した記事をご紹介します。

※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。

 今年も年6回ではございますが、引き続き健康についての連載をして参りたいと思いますので、何卒宜しくお願い致します。
 さて、皆様は昨年中にご自分の健康についてチェックされましたか?
 会社で受けた検診の結果をほったらかしにしているが大丈夫だろうか?、人間ドックを受けたが、結果が難しくて良くわからないなど、様々なご相談に応じますので、報告書をお持ちの上、ぜひご来院ください。
 また、どちらも受けていないよ!という方に、当院ではコースによって1~3時間で済ますことのできる「半日人間ドック」を施行しています。採血・胸部X-P・心電図・便検査などの基本コースA。これに血管年齢・肺年齢・骨年齢・腹部エコーを加えたコースB。さらに経鼻上部消化管内視鏡を加えたコースC。
 加えて、前立腺検診・乳がん検診・甲状腺検診・各種腫瘍マーカー・各種エコー(心臓、頚動脈、下肢血管、乳腺など)のオプションも選択可能です。
 異常を示した検査結果にはコメントがつき、冊子となって自宅へ返送されます。
 お気軽にご相談いただき、新たな一年を健やかに過ごして頂ければ幸いです。

「最近、自分の体が心配だけど時間がない」「会社の検診は受けているけど、項目が少ない?」「人間ドックって高い?」などと思っている方に。

親と子のふれあい情報誌「City Mate」233号(H27.2.13発行)に掲載した記事をご紹介します。

※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。

●基本的なAコース(約1時間)
●肺、血管、骨年齢測定などをプラスしたBコース(約2時間)
●胃カメラをプラスしたCコース(約3時間)をご用意。
価格は8千円台(Aコース)から。
結果は丁寧なコメントをつけて1冊の冊子としてお届けします。また、国民健康保険の方は、特定健診から切り替えて、半額補助を受けることもできます。この機会にぜひ、自分の健康についてお考え下さいね。

*助成期間は今年度3/31までとなります。
*対象者の条件が決まっておりますので、詳細等はお気軽にお問い合わせくださいませ。

「往診鞄 №33」スギ花粉に対する新しい方法

くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」282号
(H26.11.1発行)に掲載した記事をご紹介します。

※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。

減感作療法とは、アレルギーの原因であるアレルゲン物質を少量から患者さまに投与していき、徐々に増やしていくことでアレルゲンに対するアレルギー反応を軽減させる治療方法です。抗アレルギー薬は表面的にアレルギーを抑えるだけですが、減感作療法は根本的にアレルギー反応を起こさないようにします。
 今まで減感作療法は注射による方法が一般的でしたが、今回はスギアレルギーに対してのみ、舌下投与による薬が発売されました。注射と異なり自宅で減感作療法を進めることができ、長期に渡り症状を抑えることができます。
 但し、投与前にはスギアレルギーであることの検査が必要であり、治療には3年から5年かかります。また、すべての患者さまに効果が期待できるわけではなく、投薬終了後に症状が再発してしまうこともあります。また、稀にアナフィラキシーと呼ばれる強いアレルギー反応が見られることもあります。
 投薬開始についてはスギ花粉症シーズン中に投与を始めることはできません。
毎年スギでつらい思いをされている方、抗アレルギー薬が眠くて服用できない方など興味のある方は一度御相談ください。