往診鞄No.4 「経鼻内視鏡」

 「胃カメラは元来痛い検査ではないのです」

くらしのネットワーク情報誌 「Town Life」 224号(H22/1/5発行)に掲載した上記内容の記事をご紹介いたします。

※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せください。

 おかげ様で当院も開院1周年を迎える事ができました。 今後この欄では、生活習慣病・前立腺疾患・過敏性腸症候群・痔・乳癌・腎臓病等についてお話をしていきたいと思っております。読者の方でも、前記の病についてご質問や不明な点がありましたら、ファックスかメールをお寄せください。
 早期に発見すれば早期の完治につながる胃や食道、十二指腸の病気は、定期的な検査を欠かす事ができません。今回は検査の基本、経鼻内視鏡についてです。
 口からと鼻からの両方の胃カメラを経験した方は、鼻からの方が楽に感じたといわれ、次回もほとんどの方が経鼻内視鏡を希望されます。胃カメラは元来痛い検査ではないのですが、つらさは経口内視鏡が舌の根もとに触れる時の「おえっ」という咽頭反射が起こるか起こらないかなのです。経鼻内視鏡は直径5.9ミリ管で舌根部にあたらず、口が空いているので検査中に会話もできます。(但し、鼻道が細くてカメラが通らない方、経鼻内視鏡でも咽頭反射が強くでる方もいらっしゃいます。)
 胃カメラが苦手な方、胃の調子が気になる方、バリウム検査(検診など)で異常を指摘された方等是非ご相談ください。希望により鎮静剤使用下での実施も行っております。

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