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第121回 デジタルマンモグラフィ ソフトコピー診断を受講しました (2017年3月19日)
いまだ先生の往診鞄 №47
くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」310号
(H29.3.1発行)に掲載した記事をご紹介します。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
~「曝露」という考え方について~
皆さまは会社の定期診断や健康保険の健診を受けて、引っかかった項目に対してはどうされていますか?
特に症状がないからといってほったらかしてはいませんか?
生活習慣の原因となる血圧、脂質異常、血糖や尿酸値などは数字が高いだけでは症状は出ません。では、症状が出てから治療すれば良いのか?答えはノーです。
最近の新しい考え方として「曝露」という考え方があります。人生の中でどれくらいの間、高血圧、高脂質、高血糖、高尿酸に曝されているかによって、将来どれくらいの合併症が起こるかが決まるという考え方です。
言い換えると、今すぐに治療を始めても、ほったらかしていた間のつけはなかなか消えてくれません。でも、今すぐに治療を始めれば体のダメージの進行は止まります。
いつも数字が高いが、体はなんともないので大丈夫!と思っておられる方はいませんか?症状はある日突然やって来ますよ。早目の対処をお願い致します。
三田市在住の国民健康保険に加入される40歳以上の方へ
「City Mate」
親と子のふれあい情報誌「City Mate」2月号(H29.2.1発行)に掲載した記事をご紹介します。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
毎年の特定健康診断をさらに詳細な人間ドックに変更可能。その際、料金の半分を市に負担して貰えます。
(特定健康診断と人間ドックの両方は不可)
●Aコース(8,500円) 身体測定、視力、聴力、眼底検査、血液検査、尿検査、心電図、胸部X線、便検査
●Bコース(11,500円) Aコース+肺、血管、骨年齢測定、腹部エコー
●Cコース(21,500円) Bコース+胃カメラ
※マンモグラフィーを使用した乳癌スクリーニング等、各種オプションも追加可能。
国保以外の方もご相談お待ちしております。ご希望の方は必ずご予約お願い致します。
いまだ先生の往診鞄 №46
くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」308号
(H29.1.1発行)に掲載した記事をご紹介します。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
~乳がん検査~
乳がんの検査には、視触診・超音波・マンモグラフィーなどがあります。視触診はしこりや変形を目視や触感で見つけるもので、簡単に安全に受けられますが検出率が低く見落としも多いために、マンモや超音波を併用させていくことが大切になります。但し、マンモは癌の石灰化した部分を見つけるのが得意であり、超音波はしこりをみつけるのが得意です。つまり、しこりを形成しないような癌はマンモで見つかることが多く、石灰化のない小さなしこりはエコーで見つかることが多いです。また、マンモは40歳以上の脂肪化したおっぱいはきれいに写真が撮れますが、まだ乳腺組織が残っている40歳以下のおっぱいや40歳すぎてもおっぱいが大きくてしっかりしている人には、エコーが威力を発揮します。もちろん両方施行すればさらに検出率は上がります。
当院では経験豊富な超音波およびマンモグラフィーの女性スタッフが皆様の受診をお待ちしています。また、精密検査が必要と判断した場合などは、引き続き当院にて生検等の精査を勧めさせていただくか、即座にご希望の施設に紹介させていただきます。
年末年始のお休み期間は12/30(金)~1/5(木)までとなります。ご迷惑をおかけ致しますが宜しくお願い致します。
お待たせしておりましたマンモグラフィの設置が完了しました。検査・検診にぜひご利用ください。
乳癌検診で早期発見を!
「City Mate」
親と子のふれあい情報誌「City Mate」11月号に掲載した記事をご紹介します。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
日本人の乳癌の発症率は欧米に遅れて増加傾向です。但し、欧米では乳癌検診により、死亡率(乳癌により亡くなる人の割合)は減少しています。
2cm以下で腋窩リンパ節が腫れていない状態(ステージ1)で見つかれば、完治の確率が上がります。
但し、2cm以下のしこりを視触診だけで発見するのは困難です。
マンモグラフィーや超音波検査を併用することが重要になります。
当院では女性技師による乳腺エコーの充実に注力しており、さらに今冬からはマンモグラフィーも御利用頂けるようになります。ぜひご活用ください。
いまだ先生の往診鞄 №45
くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」306号
(H28.11.1発行)に掲載した記事をご紹介します。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
日本人の乳がん発症率は生活様式の欧米化に伴い年々増加傾向にあります。なんとこの30年で3倍、50年では5倍に増えているのです。特に好発年齢と言われる40歳代から50歳代だけでなく、若年層や高齢の方々に増えているのが特長です。
但し、現在欧米では発症率(新たに乳癌を患った人の割合)は依然増えていますが、死亡率(乳癌によって亡くなった人の割合)は減少傾向にあり、検診による早期発見が効果を出し始めています。
2cm以下で腋の下のリンパ節が腫れていない状態(ステージ1以下)で見つかれば、ほとんどの場合で治癒を期待できます。
ここで問題なのが、2cm以下のしこりを視触診だけで発見するのは難しいのです。やはり、マンモグラフィーや超音波検査を併用することがとても重要になります。
また、もうひとつの問題点は日本の女性の乳癌検診の受診率がとても低いのです。
当院では、女性技師による乳腺エコー検査の充実に注力しており、さらに今冬からはマンモグラフィーも御利用頂けるようになる予定です。皆様、ぜひご活用ください。
被曝を気にせず 何度でも受けられる乳腺エコー
「City Mate」
親と子のふれあい情報誌「City Mate」11月号に掲載した記事をご紹介します。
※ご質問や不明な点がありましたら、ファックスやメールをお寄せ下さい。
当院では、乳腺エコーおよび触診による乳がん検査を行っています。
特に40歳代までの方にはマンモグラフィよりも、乳がんの検出率は優れると言われています。まや、50才以上の方でも、非常に小さなしこりなどに対してはエコーが優れる場合も多いです。
もちろんマンモグラフィでなければわからいこともあります。
放射線の被曝が嫌な方、おっぱいを挟まれるのが痛かった方など、乳腺専門の女性超音波技師が担当(日指定)させて頂きます。