カテゴリー別アーカイブ: 往診鞄

いまだ先生の往診鞄 №78

当院では三田市乳がんマンモグラフィー検診を行っております(三田市のハガキ利用可)。対象は40歳以上の女性です。A認定技師を中心に全員女性技師により、40歳~49歳の方は2方向撮影、50歳以上の方は1方向撮影にてマンモグラフィーを撮影します。

また、40歳以上の三田市乳がんマンモグラフィー検診対象者は3700円にてエコー検査も追加できます。

三田市乳がん検診で撮影したマンモグラフィー画像は提携頂いている関西労災病院乳腺外科にデータとして送られて再読影を受けます。最終的に2施設の読影結果のうち悪い方(カテゴリーが高い方)が結果として採用されます。

三田市乳がんマンモグラフィー検診のみの値段は40歳代が2000円、50歳代~74歳が1500円、75歳以上は無料です。皆様ぜひお役立てください。詳細お問い合わせ・ご予約は、電話またはサイト内からお願い致します(人間ドックの受付も行っております)。

いまだ先生の往診鞄 №77

当院では三田市乳腺がん検診(デジタルフラットパネルマンモグラフィーおよび視触診)を行っております(三田市のハガキまたはクーポン券利用可で、視触診は省略可です。)
 A認定技師を中心に全員女性技師により、40歳~49歳の方は2方向撮影、50歳以上の方は1方向撮影にてマンモグラフィーを撮影します。また、40歳以上の検診対象者は3700円にてエコー検査も追加できます。さらに触診検診しかない30代、検診自体のない20代の方々も3700円でエコーが利用できます(日本乳がん検診学会では両方受けることが推奨され、視触診は希望者のみで良いとされています)。
撮影したマンモグラフィー画像は提携いただいている関西労災病院に送られ、再読影を受けます。たとえ当院で異常なしと判断されても、再読影により要精査になる場合があります。
マンモグラフィー検診のみの値段は40歳代が2000円、50歳代が1500円、75歳以上は無料です。ぜひお役立てください。

いまだ先生の往診鞄 №76

 大腸カメラとはお尻からカメラを挿入して、直腸→S字結腸→下行結腸→横行結腸→上行結腸と進めていき、全結腸を観察するものです。ただし、痛みが強かったり、大腸が元来屈曲していたり、癒着していたりして最後まで観察出来ない場合もあります。もちろん大腸カメラの時には大腸が空っぽになっていないと正確に観察できませんので、前日と当日に下剤を飲んでいただきます。特に当日の下剤はよく2Lなどと言われますが、当院では1Lと少しでさせて頂いています。また、登院してから下剤を飲む病院もありますが、当院ではお家で下剤を飲んで頂き、落ち着いた環境のお家のトイレでお腹を空にしてから登院して頂く様にしております。

では、どんな方が大腸カメラの適応になるのでしょうか?最近お腹の調子が悪くてなかなか治らない方、検診の便潜血反応で陽性が出た方、検診の腫瘍マーカーが高い方、血縁に大腸がんの方が複数いらっしゃる場合などが挙げられます。当院では入院施設がないために大きなポリープ切除は他院紹介となりますが、比較的小さいものはその場で切除させて頂いております。皆様ぜひご利用ください。

いまだ先生の往診鞄 №75

 10月1日から当院でもインフルエンザ予防接種が開始されました。しかし、昨年はほとんどインフルエンザは流行せず、本当に予防接種は必要なのかというお声もあります。それでなくてもコロナワクチンを2回受けなくてはならなかったし、3回目もあるという話だし、1年に何回もワクチンを受けなくてはならなくなります。

 昨年インフルエンザがはやらなかった理由としましては、皆様のコロナに対する感染対策がしっかりできたことがインフルエンザにも著効したこと、ウイルス同士が干渉したことなどが考えられます。しかし、今年は世界中でマスクを外しはじめた方が増え、手洗いやソーシャルディスタンスも甘くなり、さらに今年インフルエンザが流行らなかったために、インフルエンザに対する免疫が落ちているという条件が重なり、普段の1.5倍の流行を予測するデータもあります。

 何回打たなあかんねんというお声は重々承知の上で、皆様にはぜひインフルエンザワクチンの接種をお願いしたいですね。

いまだ先生の往診鞄 №74

緊急事態宣言中ではございますが、三田市乳がん検診を随時受付中です。検診ご希望の方は事前に電話でご予約ください。三田市からの乳がん検診ご案内ハガキは対象者の方に届く予定です。対象年齢ではない方や今年が2年に1回のマンモグラフィー検診の対象でない方等も随時検診受付中です。また、人間ドックの受付も6月より本格的に再開しています。

Aコース(1万500円)

身体測定・視力・聴力・眼底検査・血液検査・尿検査・心電図・胸部X線・便検査

Bコース(1万4500円)

Aコース+肺・血管・骨年齢測定・腹部エコー

Cコース(2万7500円)

Bコース+胃カメラ

マンモグラフィーを使用した乳癌スクリーニング等各オプションも追加可。ご希望の方は必ずウェブサイトで問い合わせ・電話でのご予約を。40歳以上の国保の方は特定健診の代わりに市から半額補助を受けて人間ドックに変更できます。詳細お問い合わせ・ご予約は電話またはサイト内から。

 当院では以前よりオンライン診療を開始しております。PCやスマートフォンを使って場所を選ばずに診察を受けられます。更に指定された薬局に処方箋が送付され、そこで薬を受け取る事ができます。詳細は当院まで。

いまだ先生の往診鞄 №72

 当院では三田市乳がんマンモグラフィー検診を行っております(三田市のハガキまたはクーポン券利用可)。対象は40歳以上の女性です。A認定技師を中心に全員女性技師により、40歳~49歳の方は2方向撮影、50歳以上の方は1方向撮影にてマンモグラフィーを撮影します。また、40歳以上のマンモグラフィー対象者は3700円にてエコー検査も追加できます。また、希望者は触診を省略することができます。さらに触診検診しかない30代、検診自体のない20代の方々も3700円でエコーが受けられますので、ぜひご相談頂ければと思います。撮影したマンモグラフィー画像は提携頂いている関西労災病院乳腺外科にデータとして送られて再読影を受けます。最終的に複数の読影結果のうち悪い方(カテゴリーの高い方)が結果として採用されてお家に郵送されます。マンモグラフィー検診のみの値段は40歳代が2000円、50歳代~74歳が1500円、75歳以上は無料です。ぜひお役立てください。

 詳細お問い合わせ・ご予約は、電話またはサイト内からお願い致します(人間ドックの受付も行っております)。

いまだ先生の往診鞄 №71

コロナ禍のなか、当院では患者様への影響が最小限になりますように努力させて頂いております。待ち時間を縮小すべく迅速な受付や会計、また院内の換気は既定の数倍もの換気量を維持、次亜塩素酸の持続噴霧、定期的な拭き掃除などを心がけておりますが、それでも今、クリニックや病院へ行くのはいや!でも、薬は貰いたいとの患者様はいらっしゃるかと思います。

 ここで紹介させて頂きたいのがオンライン診療です。たまに新聞やテレビ、インターネットで聞いたことがあるが、実際にはどうすれば良いのかわからないという方が多いと思います。まずカメラ付きのスマートフォンやタブレット、パソコンを用意いただきます。もちろんお子様やお孫様のもので構いません。自信がなければ、お子様やお孫さんにクリニックへお電話いただき、スタッフから使用方法を説明させて頂きます。また、当院使用のポケットドクターという会社のホームページで説明を読んで頂いても構いません。

 うまくいけばオンラインでの診療の後、家の近くのご指定の薬局で薬を受け取ることができます。但し、お会計は皆様クレジットカードを介して頂きます。また、基本的に初診の方は想定されておらず、かかりつけの患者さまが対象となります。

いまだ先生の往診鞄 №70

オンライン診療はいかがですか?

当院ではスマートフォンやタブレットを使ってオンライン診療を受けることができます。予約から審査湯、処方箋および薬の受け取り、支払いまでをスマートフォンやタブレットで済ませてしまうことができます。但し、初診の方は使用することはできません。当院の場合にはまずポケットドクター(http:// www.pocketdoctor.jp)というアプリをダウンロード頂き、診察の予約およびクレジットカードの登録を頂きます。お支払はすべてクレジットカードを使用頂きます。診察が終わるとご希望の薬局に当院の処方箋が届き、そこで薬を受け取ることができます。

大変便利ではあるのですが、直接様子を伺ったり、聴診や触診をすることもできず、また採血や検査もさせて頂くことができません。使用目的としては、コロナ禍で一時的に家を出たくない方や対面診察の合間でどうしても忙しい方、出張や事情で来院できない方などが対象となります。御高齢の方やITツールが得意でない方はご家族や周囲の方が代わりにお申し込み頂いても構いません。ぜひご活用ください。

 

 

いまだ先生の往診鞄 №69

本当は怖い脂肪肝

脂肪肝とは肝臓に脂肪がへばりついた状態で、肝機能障害の原因になります。脂肪肝の患者さんは毎年増加しており、人間ドックや健診を受けた方の30%は脂肪肝であると言われています。

脂肪肝は昔は治療されていない時代もありましたが、最近は脂肪肝の一部慢性肝炎となり、さらに肝硬変から肝臓がんへ至ることが分かってきました。今までは肝臓がんのほとんどがB型肝炎やC型肝炎からなることが多かったのですが、非常に良い薬が開発されたおかげでB型肝炎やC形肝炎の患者さんは減少しています。にも拘わらず肝臓がんの患者さんの数が横ばいということは、脂肪肝由来の肝臓がんが増えていることを示しているのです。

脂肪肝にはアルコール性と非アルコール性があります。この二つはアルコールの摂取量により区別されます。アルコール性と判断された場合にはアルコールを減らすしかありません。また、非アルコール性の原因は過食と運動不足です。非アルコール性はさらに脂肪肝と脂肪肝炎に区別され、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は肝臓がんの発生率がとても高く注意が必要です。いずれにせよ、昔と違って脂肪肝は放置しない方が良いですよというお話でした。

いまだ先生の往診鞄 №68

皆さま、コロナ禍のなか不安な日々をお過ごしのことと思います。毎日毎日感染者が増大しているとテレビで騒がれておりますが、少し冷静になって考えてみてください。

これだけPCR検査を増やせ増やせと言われている中で、PCRで陽性の方が増えるのは当たり前です。しかし、そのほとんどは無症状か軽い症状の方です。つまり、無症状または軽い症状の感染で自然免疫を獲得できた方のことを「感染者だ、感染者だ!」と騒いでいる可能性があるということです。実際にコロナウイルスにより亡くなられた方は日本では減少傾向にあり、7月だけで20人台です。因みに交通事故死者は300人台。ただ、亡くなられた方のほとんどは75歳以上の方であり、ご高齢の方は引き続き最新の注意が必要です。

また、ウイルスは高温に弱く、秋以降に気温が下がることなども懸念されます。しかし、日本人が静かに集団免疫を獲得できつつあるというのは確かな印象です。

決して極論を言っているわけではなく、引き続き注意は必要ですが、煽るだけではなく、前向きな情報も必要ですよね。