大腸カメラとはお尻からカメラを挿入して、直腸→s字結腸→下行結腸→横行結腸→上行結腸と進めていき、全結腸を観察するものです。ただし、痛みが強かったり、大腸が元来屈曲していたり、癒着していたりして最後まで観察できない場合もあります。もちろん大腸カメラの時には大腸が空っぽになっていないと正確に観察できませんので、前日と当日に下剤を飲んでいただきます。特に当日の下剤はよく2Lなどと言われますが、当院では1Lと少しでさせて頂いています。また、登院してから下剤を飲む病院もありますが、当院はおうちで下剤を飲んで頂き、落ち着いた環境のおうちのトイレでお腹を空にしてから登院して頂く様にしております。では、どんな方が大腸カメラの適応になるのでしょうか?最近お腹の調子が悪くてなかなか治らない方、健診の便潜血反応で陽性が出た方、健診の腫瘍マーカーが高い方、血縁に大腸がんの方が複数いらっしゃる場合などが挙げられます。当院では入院施設がないために大きなポリープ切除は他院紹介となりますが、比較的小さいものはその場で切除させて頂いております。皆様ぜひご利用ください。
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年末年始は令和6年12月29日(日)~令和7年1月5日(日)の期間、休診させていただきます。大変ご迷惑をおかけ致しますが、よろしくお願いいたします。(R6.9.28)
誠に勝手ながら2024年12月25日(水)AMは発熱外来の受付を一旦中断させていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
2025年1月12日(日)は三田市休日応急診療センターにて診察しております。診察希望の方は、大変恐縮ですが三田市休日応急診療センターまでお越しくださいますよう宜しくお願い致します。
「City Mate」
親と子のふれあい情報誌「City Mate」(2024年11月号)に掲載した記事をご紹介します。
2023年10月よりNTT東日本関東病院の元泌尿器科部長、現ロボット手術センター長の志賀淑之先生が御縁があって当院の泌尿器科中心の外来をご担当して頂いております。志賀先生はロボット手術の日本の第一人者でありますが、日本泌尿器科学会指導医として泌尿器科を中心とする地域医療にも大変力を入れておられます。普段から泌尿器科に関するお悩みをお持ちの患者さまはこれを機にぜひご相談頂ければと思います。
志賀先生外来は毎月第2金曜日と第2土曜日です。2025年1月からは毎月第2と第4の金曜日と土曜日に増枠となります。
◇◇◇検査の受付時間について◇◇◇コロナの検査またはインフルエンザの検査は、AM:12時00分、PM:18時00分までとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
当院が算定している主な加算について
医療DX推進体制整備加算
当院では、オンライン資格確認システムや電子カルテ等のICT(情報通信技術)を活用して、効率的かつ質の高い医療の提供を目指しています。患者様の医療情報を安全に管理し、必要な際には薬剤情報や検査結果、受診歴などを有効に活用することで、重複検査の防止や副作用の回避に努めています。これらの取り組みを継続・強化するため、医療DX推進体制整備加算を算定しております。
医療情報取得加算
当院では、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるオンライン資格確認システムを導入しています。患者様の同意を得たうえで、薬剤情報や特定健診情報などの医療情報を取得し、診療や服薬指導において活用しています。こうした情報の共有により、重複処方や飲み合わせのリスク低減に努め、安全で適切な医療を提供できる体制を整えており、医療情報取得加算を算定しております。
一般名処方加算
当院では、医薬品の処方において、必要に応じて一般名処方を行っています。一般名処方とは、有効成分の名称(一般名)で処方することをいいます。ジェネリック医薬品を含む複数の医薬品から最適なものを選ぶための選択肢を広げ、経済的負担軽減や、医薬品供給の安定を図る意義があります。当院ではこれらを考慮した処方を実施しており、一般名処方加算を算定する場合がございます。
明細書発行体制等加算
当院では、患者様に安心して治療を受けていただくため、診療費等の内訳がわかる「診療明細書」を発行しています。また、電子カルテシステム等を活用することで、レセプト請求とも整合性を取った明細書をタイムリーにお渡しできる体制を整えております。このように明細書を発行する仕組みを整備していることから、明細書発行体制等加算を算定しております。
いまだ先生の往診鞄 №92
酷暑の中いかがお過ごしですか?
さて、日本人の死因の一位は″がん”です。その中でも乳がんは日本女性の最もかかりやすい”がん”と言われています。しかし早期発見により90%以上の方が治ります。
そのために最近「ブレスト・アウェアネス」という言葉を巷でよく聞きます。御自分の乳房の異常に早めに気付きましょうという考え方です。この考え方が少しでも広まり少しでも早めに乳がんが見つかればと私も思いますが、一方自己視診や触診で見つかった乳はんの半分以上は早期ではないというデータもあります。何も異常や症状がないときの検診がいかに大事かということが御理解頂ければと思います。
当院では三田市のマンモグラフフィー検診を関西労災病院乳腺外科と連携させて頂き、一次読影は当院、二次読影は関西労災病院にてご担当頂いています。
また一般の検診施設とは異なり、異常を認めた場合にはその場で保険診療に切り替え、他検査、組織生検や必要に応じて高次機能病院への紹介を提案させて頂くことも可能です。皆様、自費での検診や他市の方も含めて、ぜひお待ちしております。
「City Mate」
親と子のふれあい情報誌「City Mate」(2024年8月号)に掲載した記事をご紹介します。
大腸カメラを受けてみませんか?
検診の便潜血検査で陽性が出た方やたまに便に血液が混ざる方、最近お腹の調子が良くない方、血縁に大腸癌がいらっしゃる方など、当院では随時大腸カメラを行っております。
まず、盲腸(大腸の始まり)まで内視鏡を挿入した後、15分ほどかけて抜いていきながら全大腸を観察します。
また、希望のある方は鎮痛剤の使用下で検査させて頂きます。
病変があった場合には、必要に応じて一部採取したり、同時に切除を行います。
初めての方でもぜひご相談ください。
いまだ先生の往診鞄 №91
当院では、三田市の乳がん検診を2年毎に送付される検診はがきをご利用頂き実施しております。
検診は、デジタルフラットパネルマンモグラフィーを使用します。対象は40歳以上の女性で、40歳から49歳の方は2方向、50歳以上の方は1方向にて撮影します。撮影は、A認定を持つ技師を中心に全員女性技師により行われ、また乳腺エコーもご希望の方には三田市乳がん検診対象者の方に限り、3700円にて追加することができます。
精査が必要と判断された場合には健康保険診療に切り替え、その場で生検検査等を追加して、さらに正確な診断を進めることが出来ます。撮影したマンモグラフィー画像は当院と連携頂いている関西労災病院外科にデータとして贈られ、診断の再確認を受けます。
また、平日お忙しい方に、土曜日の検診もご用意。マンモ検診の適応とならない20歳以上39歳以下の方もやはり3700円に乳腺エコー検診を受けて頂くことができます。
他市や検診のない年度の方も自費での検診を御用意、また健康保険対象となる場合もありますので適宜ご相談ください!