日本人の女性が最もかかりやすい癌は乳がんであり、その好発年齢は40歳から60歳と言われています。
元来日本人女性の乳がん検診の受診率は欧米に比べてものすごく低いのですが、昨今コロナ禍の影響によりさらに低下しており、発見の遅れにより進行してから受診されるケースが全国的に見られる様になっております。
当院では、三田市からの委託でさせて頂く三田市マンモグラフィー検診(エコーのオプションあり)と任意で行う人間ドックや自費検診を随時行なっております。特に三田市マンモグラフィー検診では画像診断において当院と関西労災病院乳腺外科とのダブルチェックで確認しており、見過ごしや読み違いがないような体勢をとっております。
また、疑わしいシコリや石灰化などに対しては、健診施設ではなく医療機関で健診を受けて頂くメリットとして、その場で生検や細胞診などの次のステップの検査も続けておこなっており、なるべくお待たせしないように心がけております。
また、女性の皆様が健診を躊躇する理由に視触診がありますが、将来的には視触診は乳がん検診から排除される方向であり、ご予約の折に視触診不要と付け加えて頂ければ問題なく画像のみで判断させて頂きます。
皆様是非乳がん検診に来て頂きますようお待ちしております。