くらしのネットワーク情報誌「Town LiFE」248号(H24.1.1発行)に掲載した記事をご紹介します。
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インフルエンザの流行が兵庫県でも、年末頃より徐々に目立って来ています。但し、流行の推移は例年より遅めで、本格化するのは新年からと考えられます。
今のところ、流行の中心は香港A型であり、新型は今年はほぼ指摘されていません。インフルエンザを発症する患者さんの多くは、中学生以下の子どもさんですが、インフルエンザによる死亡者のほとんどは65歳以上の高齢の方たちです。
つまり、65歳以上の方は感染する頻度は低いですが、一度かかると怖いのです。特に肺炎球菌との混合感染は重症化することが知られています。
うがい、マスクや加湿器、人混みを避けるなどと共に、特に高齢の方はインフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンを今からでも接種することをお勧めします。